花ちゃんとあすかの京都修学旅行
(後編)


(前編はこちら)



 北野白梅町駅(H地点)から市営バスにのり、金閣寺(I地点)に向かいました。
 


観光都市・京都のなかでもトップクラスの知名度と人気を誇る金閣寺。
一般の観光客以外にも修学旅行生や外国人観光客が多く、大勢で賑わっていました。

 上の画像を撮った場所では花ちゃんとあすかを撮影するのは困難であり、拝観経路の最後のほうの高台で金閣が見える場所で、観光客が疎らになった時を見計らって記念写真を撮りました。


金閣がもっとはっきり見える場所で撮りたかったのですが、
観光客があまりにも多いうえに、敷地内は立入禁止の制限が多く、この場所での撮影が精一杯でした。

 金閣寺を後にしてバス停に戻り、バスにて次の目的地である下鴨神社(J地点)に向きました。

 ここにはコスプレーヤ1組を含め、七五三の参拝客など結構人がいましたが、境内が広いのと、先の金閣寺の人が多すぎたので、然程気にはなりませんでした。


この頃から急に空が曇りだし、フィルムカメラの「ベルビア100」では手持ちでの撮影が厳しくなってきました。


長い参道でのひとコマ。
花ちゃんもあすかも楽しそうに話しこんでいます。

 参道を南進し途切れると、賀茂川と高野川の合流地点付近に出てきます。出町橋の横には「鯖街道口 従是(これより)洛中」という道標がありました。(K地点)


嘗てはここが京の入口だったようです。若狭の小浜から特に魚介類が多く運搬された主要ルートで
鯖街道と呼ばれるようになったそうです。現在も国道367号線として、現役の街道です。

 川の合流地点手前に、徒歩で川を渡れるように飛び石があり、途中に亀の形をあしらった石も幾つかありました。


亀の形の石。後ろにある橋が出町橋で、木々が生い茂っている所が参道。


花ちゃんに二眼レフ(ローライフレックス)を持ってもらいました。


出町柳の駅名由来の「出町の柳」。柳の木の後ろにある建物が出町柳駅舎です。

 次の目的地である祇園に向くため、出町柳駅(L地点)から京阪電車に乗りました。


嘗て京阪神急行(現:京阪電鉄)は三条始点で鴨川の土手の地上を走っていたのですが、
氾濫を繰返す鴨川の治水工事の際に東福寺駅以北を地下線化し、出町柳まで延伸したのです。


祇園四条駅に到着し、地上に上がると京都南座の建物があります。

 ここ(M地点)から祇園の街並みを散策しようとするのですが、狭い路地でも車が多く、危険な感じでした。暫く前に発作持ちの男が運転中に大勢の歩行者を撥ねて死傷者を出した所です。

 時計は2時近くになり、お腹が空いてきたので、通りすがりに偶然あったイタリア料理のお店に入りました。(N地点)

 ここで勝様は「日替りランチ」(鯖の煮付け等々)を、私は「野菜たっぷりのスパゲッティランチ」を注文し、おいしく戴きました。


昼食を摂ったイタリア料理店。外国人のお客さんがいて、給仕のお姉さんは英語で接客していました。


 食事を終えて、勝様がお持ちの観光地図に大きく表示されていた花見小路を見にいったのですが、イメージしていた感じと違った印象なので、1本西側の狭い路地に入ると、「いかにも祇園」といった雰囲気の街並みで、路地の角にあった石の棒(たぶん車避け)の上に花ちゃんとあすかを座らせてもらい、撮影しました。


建物の雰囲気を統一されているのですが、どちらかと云えば料理屋・旅館というよりは
遊郭の置屋のような風情でした。
昔の歌謡曲、金田たつえの『花街の母』(古い!!)を連想しました。(爆)

 こうして予定していたコースを無事まわり終え、京都駅に向うのに川端通りから四条河原町(O地点)まで移動し、京都駅行きの市バスを見つけて乗りました。
 このバスは、かなり混み合っていました。


四条河原町交差点、洛中商業地の中心街です。

 京都駅前に到着し、バスを降りたのですが、駅北口から南口(八条口)への連絡通路が判らず、間違って駅併設のホテルの入口手前にやってきた時、吹抜けから京都タワーが見えて(P地点)、近くに人は掃除のおじさんだけだったので(爆)、京都タワーを入れて、今回最後の撮影をしました。


ちょうどこの頃から小雨が降りだしました。移動中に雨が降らずに済んだのでよかったです。

 撮影を済ませてから付近を彷徨い南口に移動して、勝様が帰路に使われる高速バスの乗り場を確認してから、駅の喫茶店でコーヒーとケーキのセットを食べてから、お開きになりました。

 私の自宅付近では、昼から大雨で雷も鳴っていたようで、京都市内は夕方まで雨が降らなかったので、本当によかったです。

 最後になりましたが、勝様と花ちゃんは朝早くから京都までおいでくださり、ありがとうございました。

 私の荷物が多くて移動にもたついてしまい、ご迷惑をおかけしてしまいました。

 とても楽しい1日でした。これに懲りずまたよろしくお願い致します。



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