周波数等の設定は勿論、音量ボリュームやスケルチの操作もＰＣのソフトウェアにて制御させる広帯域受信機で、本体には主電源のスイッチとアンテナ、外部スピーカ端子、ＵＳＢ等しかなく、本体単体では何もできない。
室内などでアンテナとＵＳＢ端子でＰＣに接続できる環境であれば、受信機を隠れた場所に設置にしても、電源以外に本体での操作はないのでく、本体の存在を気にしなくていいメリットがある。アンテナは２系統必要だが、２波同時受信もできる。
受信範囲は、中波帯から３．２９９ＧＨｚまでと非常に広範囲で、メーカー出荷時は「一部周波数帯を除く」とあるが、自分で改造を施し（基板の部品を１つ取除くだけ!!）、受信周波数が歯抜けになっていないようにしてあるのだ。
本機を作動させるには、ＵＳＢ接続したＰＣで専用のソフトを動作させなければならず、通常の使用であれば何ら問題ないのだが、受信したい場合にＰＣが起動してなければ、ソフトが動作するまで受信できないもどかしさは否定できない。