初めての野外ロケ・夜桜見物
2011. 4. 7


 今年も桜の花が咲きだしました。

 元職場の同僚らから花見の宴会に誘われたのですが、私は公私共に酒類を口にしないので「つきあい」として仕方がなく毎年参加していたのですが、食べる物が「おつまみ」程度しかないうえに、毎年宴会のメンバー全員を私の車で各人の家まで送り届けるのが「義務」になりつつあり、それでも皆と同じ会費を請求してくるので、誘われても全く嬉しくないのです。

 そのような訳で、今年は「どうしても断れない用事ができた」と偽り、件の花見を断ったのです。

 以前から家から職場までの間に、花見と屋外ロケを兼ねてできるであろう場所を見つけていました。
 

 川の土手にある桜並木で、元々人通りが少なく、昼間は対岸に自生している菜の花の黄色と合わさって、とてもきれいな景色なのです。

 でも昼間は仕事の関係上時間をとる事ができず、また普段から休日が殆ど無いので恵理香やゆりかを連れ出す訳にもいかず、家から車で5、6分の近場でもし誰かと撮影している所を目撃されると後々厄介な問題に発展しても困るので、夜中に恵理香を連れて夜桜を見物に行くことにしました。


 

 時計は23時30分。恵理香を車の助手席に乗せて、これから出発です。

 移動時間は片道5、6分で、この時間帯なら交通量も少なく、道中すれ違う対向車も殆どなかったのですが、家から2分位の所でヘッドランプを点けたままずっと停まっている不審車がおり、すれ違う際によく確かめてみると「パンダ」(白黒のK察車両)でした。
 怪しくとも(汗)悪いことは何もしてないもんね〜だ。(爆)

 ほどなくして目的地に到着しました。 予想通り犬の散歩も含めて現場には誰もおらず、屋外ロケとしては絶好の条件です。

 車からパイプ椅子を取り出して組立て、恵理香を椅子に座らせました。


 

 桜の花はちょうど満開で、街灯や提灯などの灯りの類は何もなかったのですが、月明かりがあったので暗いながらも夜桜の花見を楽しむ事ができました。

 本当はもう少しゆっくり花見をしていたかったのですが、誰かがそばに来ても困るし、来る途中にいたパンダが寄ってきても厭なので、撤収することにしました。


 


 

戻る


 

当サイトの画像及び文章の一部又は全部の無断転載を禁じます All rights reserved.

inserted by FC2 system